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テレビで観た方が楽しめる試合

(ここからが本編です)

今日の予告先発は、日本ハムダルビッシュ、防御率1.91。
対するロッテは成瀬、防御率1.79。

それを知った瞬間、家でテレビ観戦に切り替えようかと思いましたよ。
球場で投手戦観たって面白くない。いや、投手戦は大好きやけどね。でも球場で観るなら断然、打ち合いだ。

と思っていたら、一瞬本当にそうなる兆しを見せました。

2回表、金子誠の2点タイムリーで先制!
その裏、里崎にまさかの逆転3ランを被弾……。2-3と逆転。

でも本当に一瞬でした。試合は実質これで終わり。
ロッテは成瀬、薮田とつないでハム打線を零封。ダルビッシュも3回以降は1安打に抑え、14三振を奪う力投も、打線に見殺しにされ、またしても完投負けを喫したのでした。以上。おしまい。

……うそですごめんなさい。ちゃんと書きます。

スコアだけ見たらそんな試合に見えると思うんですが、実はいろいろあったんです。

まずは賢介&マックのスーパープレー!
以前井端・荒木や帝京高校の二遊間も見せたことのある、4-6-3のショートゴロ(セカンドゴロ?)です。こんなすごいものを生きてる間に自分の目で見られるなんて思ってもみなかった。

それから7回の早川の落球。これもある意味プロ野球ではめったにお目にかかれない凡ミスです(笑)。

ここから広がったチャンスで代打に送られた田中幸雄。鶴岡への代打なわけだから、当然強打を期待されてると思わせておいて、まさかのスクイズ!これが成功!2点が入り一気に逆転。
僕は隣の見ず知らずのおじさんと抱き合った。そして涙しました。
ユキオさんは記念に出てるんじゃない、今でもチームの歯車、戦力なんだって。

涙で2の数字が1に見えてきたなぁ。あぁ、ついに消えちゃったー。っておいっ!!

守備妨害があったため、打者のユキオさんがアウトとのアナウンス。
これにはレフトスタンドからすさまじいブーイングが起こりました。もちろん後から見たら、議論の余地もなくアウトなのですが、外野からはユキオさんがどこを走ってたかなんて見えっこないし、一度入った点数が消されたということもあって、やり場のない怒りが全部審判に集中したということなのでしょう。せめてすぐにアウトの宣告をしてくれれば。

それでも気持ちの折れないハム打線。続き8回にも1死2塁のチャンスを作り4番小谷野が右前打。チャンスが広がるぞ!と思いきや、白井コーチはなんと腕を回した。
稲葉はサブローの好返球に阻まれ、本塁で憤死。
セオリーうんぬんのことよりも、次のセギノールへの信頼感がなんとなくわかったような気がしていたたまれない気持ちになった。

9回は小林雅を出さずあえて薮田を続投させ、あっさり三者凡退でゲームセット。


これで今年の戦績は14試合(他に中止が4試合)で6勝8敗となりました。
うちダルが投げた試合は1勝3敗(うち完投負け2、9回完了1)。打線じゃなくて僕のせいなのかも。

これだけ観戦してれば、負けただけで「こんな試合に金出すんじゃなかった!」みたいには思わなくなってきたけど、でもやっぱり今日みたいな出来事があるとすっきりはしないですよね。文字通りのぬか喜びやったわけですから。


さっき抱き合ったおじさんに、「喜び損でしたねぇ」と話しかける。
彼は、泣き笑いのような表情を僕に向けただけで、何も言わなかった。
本当に本当に悲しいときには、人は悲しみを口に出さず、心の中の深いところに沈殿させようとするものだ。それがよくわかったから、僕もそれっきり何も言わず、幕張本郷駅行きのバス乗り場に急いだ。

by match-ken | 2007-09-12 23:12 | 野球  

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