グレート・エド・ライン

なんか変な一日だった。


大江戸線で乗り合わせた若い男。顔は完全に東洋系だけど、ずっと明瞭な英語を話し続けていたから、日本人ではないのかもしれない。
彼が話しかけている向かいの席の女性二人連れは、しかし彼を無視し、日本語で会話している。
彼は一人で青山一丁目で降りていった。明瞭な英語を虚空に向かって話しながら。
彼女たちは赤羽橋で降りた。他人同士だった。

大門駅の浅草線との連絡通路ですれ違った白人男性。
彼は日本語ペラペラ。文法の知識だけではカバーしきれない口語を完璧にあやつる。
「外人にも頭禿げてる人多いよ。証券会社の人とかね。精神的なものかな」
とかなんとか。隣の同僚らしき日本人は、心底どうでもよさそうに聞いていた。
これも他人だったのかもしれないな。

スーパーで買い物をした帰り、すれ違ったドミノピザのスクーター。
道幅を目一杯使って蛇行運転の腕前を披露し、角をわざわざ民家と電柱の間をすり抜けて曲がっていった。ピザを載せていなかったことを祈る。


でも僕自身は、家に帰ると冷凍してあったご飯を温め、なすのみそ汁を作り、スーパーで買った惣菜をわびしくならないよう皿に移して食べた。ビールだって飲んでない。だから、変ではない、と思う。
[PR]

by match-ken | 2007-09-15 22:46 | 携帯備忘録  

<< 奇妙な日々は続く ハムを追って千葉くんだりまで >>