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今日は卒業式

……らしいんですが、つい先日まで知りませんでした。
特にスねてるのでもなくて、本当に知らなかった。
知らずに終日バイトを入れてしまったのです。
卒業式はともかく、写真撮影や卒パにも行けず、会うの楽しみにしてくれてた人、もしいたのならごめんなさい(_ _)


さて、下っぱ書店員の代表的な仕事に、「シュリンク」というものがあります。
売れる前のコミックにはビニールがかかっていますよね。あれをかける作業のことです。
書店の仕事はどれだって、何かしら本を読みたくさせるためにやってると思うのですが、
シュリンクだけは唯一、
本を「読ませない」ための仕事
だという意味で特殊だなぁと思うのです。
もっと正確に言うと、「読ませなくて」、かつ、「買わせる」ための仕事
中身が気になっても、買う以外に確かめようがないわけで。
(ただし、「中身を確認したい」と言ってきたお客さんには破ってあげます)


今日も「これが何を生み出すっていうんやろう」と自問自答しながら、
100冊近く入ってきた『NANA』をシュリンクする僕。

ふと見ると、小学生低学年くらいの女の子がじいっと僕の作業を見ている。
ここは出版業界の最末端のさらにさいはて。しっかり社会見学していきな。

「ほら、マンガをこうやって袋に入れてこの機械に入れるとね……ほらっ!
こうやってぴちっと包まれて出てくるんだよ」

目を輝かせる女の子。調子に乗って、「やってみる?」と訊く。
それはさすがに、と首を振る女の子。

ともあれ、何も生み出さないと思っていたシュリンクが、
ちょびっとだけ何かを生み出した瞬間でした。
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by match-ken | 2007-03-26 19:49 | バイト  

キリンさんが好きです

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八重洲通り沿いにあるツムラビルのキリン像です。
今日はここでの朝10時からのセミナーに参加してきました。
午後の部もあったんやけど、そうやって強制力でも働かせないことには、
午前中にさえも起きないような気がするもので(苦笑)

それはともかく。
セミナー後バイトまでの4時間ほどをどこで過ごそうかと考えまして、
せっかく日本橋に来たのだからということで、9日にオープンしたばかりの
丸善日本橋店に行くことにしました。
(最近どこの街に行っても本屋に入ってる気がするけど…まぁいっか)

「オープン」を謳ってはいますが、正確には「新装開店」ですね。
元々この地には丸善の一号店があったので。

日曜日ということもあってか、高島屋とかのついでに来てそうな中高年の女性の姿が目立ちます。

地上3階、地下1階の4階建てで、売場面積は約1000坪。
立派な大型書店の端くれですが、地下は文具や時計、メガネ売場で占められ、
3階も洋書とカフェ(ハヤシライス発祥の店なのだとか)がかなり広々と取られているので、
僕みたいなごく普通の利用客にとっては中くらいの規模といったところでしょうか。

とても探し物を見つけやすいお店やなぁ、と思いました。
村上春樹が初めてレイモンド・チャンドラーを訳した「ロング・グッドバイ」を例にとると、
まず入口すぐのところで平積みされ、
2階上がってすぐのところでも平積みされ、
文芸書の入口で面陳(表紙をこちらに向けて棚に並べること)され、
その中の翻訳書コーナーでも平積みされ……
ってな塩梅です。
「あの話題の本どこかいな?」と思ったとき、思いつく場所にはたいていあるということですな。

カテゴリ分けも細かすぎるくらい細かくて、専門書を求める人にもいいんじゃないでしょうか。

難点は…照明ですかね。
温かいけど暗いか、明るいけど冷たいかのどっちか。統一感がなくて、どっちもどっち。
棚もたぶん改装前のやつ使ってる。だってうちの店のと同じやったから(笑)

高級感を演出しにかかったんやろうけど、所々に昔の面影が残っちゃってる。そんな感じ。
前の日本橋店は知らないんやけどね。
ま、何はともあれ、「本屋に行く」という目的意識があるなら、とても満足させてくれるお店じゃないかな。

これだけ見て回って、何も買いませんでした。財布には千円札さえなかった。。
コレドのスープストックでカレーを食べて、
今日から使えるSuicaで地下鉄に乗って幡ヶ谷に向かいました。
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by match-ken | 2007-03-19 01:19 | 途中下車  

ストレスフルなる我が仕事

「ねぇ、書店の仕事ってストレスフル?」
っていきなり社員の人に訊かれた。え、どうなんやろう。

レンタル部の人が時々書籍部の仕事をやると、そういうふうに言うらしい。
何もやらない時間があまりに長すぎるのだとか。

そういう時間は、僕ならパソコンで書籍検索をかけて遊んだり、
次は何の本を社割で買おうか考えたり、
小説のストーリーを頭で組み立てたり、
あるいは本とは全然関係ない考え事をしてノートに書きつけたり過ごしてます。

『本に囲まれたり、ただ単に本屋にいるのが幸せな人でなかったら、そうかもしれませんね』
それがそのときの僕の答え。

でもまぁ、書店の仕事って、本質的にストレスフルではあるんやろうなぁ、
って社員の人見てると思います。
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by match-ken | 2007-03-10 22:12 | バイト  

幸せなら手をつなごう

店によく来る、(たぶん)知的障害の男の子。

僕が黙々と袋がけをしていたら、突然彼が握手を求めてきた。

握手くらいいいかと思って手を差し出したら、とても喜んで、
握ってるのと反対の方の手で僕の胸を触ってきた。

露骨に嫌がるのも悪い気がしたので、喜んでるフリをして好きにさせてたけど、
同性からそんなことをされたのがショックでしばらく放心してしまった。

あとから社員の人に、「はっきりダメと言わないとわからないよ」と注意された。


これは障害うんぬんの話ではなくて、
もって回った表現とか、さりげない優しさとか、
伝わらない人にはいくらしてあげても仕方ない、って話を、
ついこないだ誰かとしたのに、ちゃんと実感してたわけではなかったんやなぁ、ってこと。

自己満足でなくて、ちゃんと伝えたいのであれば、
ストレートに、伝わる言葉で、伝えることだ。
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by match-ken | 2007-01-27 16:39 | バイト  

まだ出るこの人の新刊

バイトをしていたら、新潮文庫から鷺沢萠の新刊が出てるのを発見した。
最後の一冊だったので、その日のうちに即買い。

『ビューティフル・ネーム』。在日韓国人三世の名前(通名とか本名とかあだ名とか)をめぐる連作短編集です。
テーマはとても重そうだけど、文章自体はいつものサギサワ調でとても読みやすい。
やたらと説明的なこの人の文章が、僕はけっこう好きです。
名前をめぐっていろいろ傷ついたり傷つけたり悩んだりするのだけど、
それでもそんな人間に対してとても肯定的で、なんだか清々しい気持ちになれました。

でも。
この本は夜中に一人で読まないほうがいい。
背筋がぞっとするほど恐ろしいから。

内容うんぬんのことを言ってるのではないです。
なぜそんなことを言うかは、本屋で手にとって巻末の方をぱらっと見てもらえばすぐにわかると思います。


文庫化されてないサギサワさんの本もあとわずか。
最後の本が文庫化されたとき、本当の本当に、もう増えなくなる。
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by match-ken | 2007-01-11 01:52 | 読書  

幡ヶ谷わんわん王国

どこかにつながれてたはずのイヌが、
ひもがほどけたらしく店内を走り回りだしました。

必死の追いかけっこを繰り広げる男一人とイヌ一匹。

なんとか捕まえて、店の外につなぎ止めましたが、
そうすると今度は、

ガルルルル……
キャンキャンキャンキャン!!!

「わかったわかった、よしよし。ちょっと静かにしてくれへんか?そんな吠えたらお客さんびっくりするやろ?」
必死でなだめすかす男一人と、構わず吠えまくるイヌ一匹。

飼い主の女が2階から降りてきて、第一声が、
「あれ、場所変わってるー」


脱力。
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by match-ken | 2007-01-06 23:58 | バイト  

脳トレ

…ってほど大げさなものでもないですが(^^;

レジを打ってるときは毎回お釣りを暗算で出すようにしてます。
預かり金額を打った後画面を見ないでお釣りを手に取って、
最後に画面を見て確認するのです。

あまり悩んでるとお客さんに迷惑がかかるので、
即座に出てこなかったら見てから取るようにはしてますけどね。

これでだいたいその日の頭の回転スピードがわかるってもんです。
できる日は、他の仕事もテキパキできるし、
できない日は、他の仕事もたいていうまくいかない。

僕は、1280円に対して1530円とかを出されたときの計算が大の苦手です。1万円とかで払われる方が断然マシ。
この払い方はお客さんの財布が軽くなるだけで、暗算には何の助けにもならないようです。
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by match-ken | 2007-01-05 22:57 | バイト  

閉店前30分だけは「蛍の光」と決まってますが

有線の音楽があまりに陰気だったので「変えていいですか?」って訊いたら、
「日本語のでなければいいよ」って言われた。
意味がわかる日本語の歌詞が聞こえてくると、お客さんが気になっちゃうからやって。
そういえば勉強するときのBGMも、邦楽やラジオはダメで、洋楽かインストゥルメンタルにしろっていうしね。

でもそれってつまり立読み歓迎ってこと!?とつっこみたくもなったけど(笑)


自分がポップ書いた本が、この3日間のうちに目に見えて減っていた。
ポップ効果かどうかは定かではないけど、とりあえずうれしかったです(^-^)


あ、報道関係の人がうちの店にも来たらしい。
被害者が2階レンタル部の会員だったらしくて、入会するときコピーした身分証明書の顔写真が欲しいということだったらしい。
もちろん、お断りしたそうです。
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by match-ken | 2007-01-05 00:45 | バイト  

渋谷区の端くれ

意外なことに午前中にはお目覚め。
11時半のニュースを見るともなく見ていたら、
渋谷区で女性のバラバラ死体が発見されたと報じていた。
渋谷区っていうから渋谷のあたりを想像していたら、
なんとなんと渋谷区幡ヶ谷やって言うではないか。

いつもバイトに行くとき自転車で通る道がばっちり映ってました。
なーんかなぁ。

そんな幡ヶ谷に今日も行ってきます。
野次馬に行くくらいなら、うちの本屋で本買ってってください。

続報
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by match-ken | 2007-01-04 14:22 | 日々の生活  

今日は大晦日

…ですが、バイトに行ってきました。
ついでに言うと明日もバイトでーす。
まぁいっかー、去年と違ってバイト先で年越すわけじゃないし。時給も300円up♪

そうそう、今日は「ポップ」なるものを初めて書かせてもらいました。
2冊分書いたけど、これが意外と難しい。
内容を要約しても仕方ないし、かといって過大評価したり的外れなこと書いてお客さんをがっかりさせてもいけない。
少ない字数でその本を言い表して、なおかつ買いたくさせる。かなりいい言葉の訓練になると思いました。

明日のバイト中に一冊でも売れたらいいなぁ。


しばらく忙しくしてて書き込めなかったけど、僕は元気です。
もうすぐ平穏な日々がやってくるので、そしたらぼちぼち更新していこうと思います。

今年もご愛読ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

それではよいお年を。
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by match-ken | 2006-12-31 23:11 | バイト