2007年 08月 27日 ( 1 )

 

電車で寝るときは、カバンを抱くのがいいらしい

このことを人に話したとき、「やさしいねぇ」と言ってもらえるのはずいぶん好意的な反応であって、たいていは「変わってるねぇ」と言われる。あるいはあんまり興味も示してもらえない。

電車で隣の席の人にもたれかかられても、僕はいっさいよけたり押し返したりせず、そのままにさせてあげるのです。
変なニオイのするおじさんであれ、きれいなおねいさんであれ(それは当たり前か…)。
どうせ10分や20分のこと、気持ちがいいなら無理に起こすこともないではないか、と。

そこに、僕が僕だから、という理由は皆無。「たまたま」隣に座っているのが僕なだけなのだ。
そのことが何より心地いい。

今日乗った大江戸線で、青山一丁目を出たあたりからずっと僕の肩で眠っていたのはおばさん。僕は例によって微動だにせず、読んでいた文庫本に意識を集中させていた。

新宿で降りて、ホームを歩いていると、そのおばさんが駆け寄ってきて、
「ずっと寄りかかってたみたいで、すみません」
と言った。降りるときちらっと目があったのだけど、そのときの僕の目が怒ってるように見えたのかもしれない。

僕は、
「いえいえ、気持ちよく眠っていただけたのなら僕も幸せです」
とは答えずに、「いえ、大丈夫ですよ」とだけ答えて新宿線への通路を急いだ。
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by match-ken | 2007-08-27 13:13 | 携帯備忘録